民のかまどはにぎはひにけり

見えないものの検証と、庶民のつぶやき(不定期更新)

07<< 12345678910111213141516171819202122232425262728293031 >>09

自己紹介

抱き茗荷

Author:抱き茗荷
意識の働きや自身のルーツ探しを課題としています。

つぶやき

椎葉探訪2

椎葉民俗芸能博物館の文献・資料を添付します。

この博物館の中の道具や文献を眺めていますと、
「もののけ姫」の序盤に出てきます村人達の生活そのものあり、
自然を崇め狩猟を主とした生活の痕跡がそこにはありました。
稲作についての資料はほとんどありませんでしたので、
縄文文化がそのまま色濃く残った稀有な地であるといえます。

【狩猟】
狩猟に於いては決まりごとがあり、その中に「サカメグリ」と
いうものがあります。四柱推命の天中殺と似ていますね。

サカメグリ

2011_0816_162400-CIMG0243.jpg

他にも「狩猟の作法書」というものがあり、栂尾地区には天明7年書写の
『おさへまつり かけぬい 熊のひほどき』というものがあり、
しし(獲物)の慰霊や解体の作法が細かく記されているとの事。
これは地元の図書館か民間で保管しているものと思われます。

【季節の行事】

2011_0816_161028-CIMG0222.jpg

元旦に護符を貼る習慣のある地区もあるとの事(下図参照)
伊勢の民家の玄関に貼っているものと類似していますが、
五芒星が描かれている事、上記の図で真言が習慣にある
という事を考えますと神仏習合の地であるといえます。
この辺りも神仏分離の縛りをかけに来る事さえも厳しい
秘境ならではの特徴といえます。

2011_0816_161200-CIMG0229.jpg

春祭りでは的射(まとい)という奉射神事が行われますが、
それに用いる的にも五芒星が象られています。

的射

種まきの時には
「これより、あきほう(恵方)に向かって蒔く種は根太く、葉太く
、虫けらも食わんように一粒万倍、千俵、万俵おおせつけやってたもうれ」
といった唱えごとがあります。
事初めに必ず神事やまじないを行う事は、自然に対する畏怖の念を忘れない
素晴らしい文化ではないでしょうか。

【神楽】

最後に椎葉神楽の写真を添付します。

椎葉神楽面

2011_0816_163001-CIMG0248.jpg

獅子

神楽面山ほど

私自身が追いかけています「摩多羅神」と似ているものもあり、
興味を惹かれました。

摩多羅神似

摩多羅神

実際に赴く事で感じるものはなかなか文章には出来ません。
その感じ方も歳が経つにつれ変化しますし、人により違うものです。
「百聞は一見に如かず」、「現地現物」というように
思考する事よりもまず足を運び、観察する事が重要だという事を
再認識出来た旅でした。

 | ホーム |  »

検索フォーム

全国の天気

今日の暦

今東光 「極道辻説法」&「和尚の遺言」

最新トラックバック