民のかまどはにぎはひにけり

見えないものの検証と、庶民のつぶやき(不定期更新)

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自己紹介

抱き茗荷

Author:抱き茗荷
意識の働きや自身のルーツ探しを課題としています。

つぶやき

家紋「抱き茗荷」~摩多羅神~

ある方からルーツ探しに於いて以下の言葉を頂戴しました。

「他の家紋も同じですが、仮に茗荷紋にかかわる事柄を
一つの山に喩えると、登山路は複数ありますし、道なき道もあります。
山の何合目にいるのかということだけでなく、
どういう「道行」をしているのかも大切だと思います。」


この山はきっと、途轍もなく大きく道はあるものの頂上まで辿りつくことさえ困難です。
ただ、後から続く者達の山道を作るだけでも十分意義のある事です。
頂上に着く事を目指しつつも、それを期待せず愚直に取り組んでみたいと思います。

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一般のお寺や神社に於いて摩多羅神(まだらしん)という神は
あまり聞いた事がありません。自分の足で探すとは言ったものの
働きながらとなりますと時間に制約がありますので
やはり最初は文献や人の情報を頼りにせざるを得ません。
その中から自分なりの解釈も併せて書き連ねていきたいと思います。

まず、摩多羅神の由来からですがwikipediaより引用します。
(以下引用)
『渓嵐拾葉集』第39「常行堂摩多羅神の事」では、天台宗の円仁
が中国(唐)で五台山の引声念仏を相伝し、帰国する際に船中で
虚空から摩多羅神の声が聞こえて感得、比叡山に常行堂を建立して勧請し
、常行三昧を始修して阿弥陀信仰を始めたと記されている。

(引用ここまで)

天台宗との縁があるようですが、天台密教形式の
日光輪王寺の宝物殿に於いて以下のような画があるようです。

輪王寺蔵 摩多羅神

この画について摩多羅神はどこから来たのか?というHPにわかりやすい文献がありました。

天明二年に台僧、空華(くうげ)が書いたという「空華談叢」(1782)より。
(以下引用)
「これは、末の愚かな輩(やから)が作りだしたものだろう。
その神像は、頭に唐製(からせい)の”かしらつつみ”をかぶり、
和様の狩の衣を着て、左手に鼓をもち、右手でこれを打っている。
左右に童子がいて、風折烏帽子(かざおりえぼし)をかぶり、
右の手に笹の葉をもち、左の手に茗荷(みょうが)をもって、
舞い踊っている。中央の摩多羅神の両脇にも、茗荷がある。
頂上には雲気があり、その中に北斗七星が書かれている。
是を摩多羅神の曼荼羅と伝っているという。これは皆、
日本の風俗で、一笑するに堪えない。」

(引用ここまで)

これを記した方は日本の風俗を一笑出来る、さぞ“高貴”な方なのでしょう(苦笑)
とは言いましても、この風俗が現在でも神事として残っているのも事実であります。
京都府綾部市では「志賀の七不思議伝説」というものがあるようです。
その伝説は今日まで脈々と語り継がれ、今なお現存する二つの不思議
神事として残っていますので紹介します。

(以下引用)
33代崇峻天皇の時(590年頃)、丹後の悪鬼を退治された金丸親王 
(麻呂子親王(=聖徳太子の弟)と記載する縁起もある) は
、里々の神仏のお陰と、志賀の里の五つの神社を厚く敬われました。
その子孫金里宰相も五社の神を厚く信心、千日詣をされました。
成就記念に五社に「藤」、「茗荷」、「」、「萩」、「柿」を御手植えになり
、子孫や都の繁栄、豊作や吉事を祈願されました。
五社の神の奇瑞や霊験はこの時から始まり、同時に向田の里の大きな松
「しずく松」・「ゆるぎ松」にも、雨が降らないのに松葉から雫が落ち、
風もないのに松葉が揺らいで、その年の水害や干ばつ、吉凶を示すなど奇瑞と
霊験があらわれたということです。

(引用ここまで)

その現存する二つの不思議(神事)が以下となります。

阿須々伎神社

篠田神社

(参考)綾部市観光協会「茗荷と筍の奇瑞」

なお、この志賀の七不思議伝説を教えていただいたのは「笹(篠)紋」の方です。
この方との交流に於いては不思議な事があったのですが、
長くなりましたので次回に譲りたいと思います。
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